SDGsの前にMDGsを知ろう。
●MDGs(エムディジーズ)とは
ミレニアム開発目標(Millennium Development Goals: MDGs)は,開発分野における国際社会共通の目標です。
2000年に採択された「国連ミレニアム宣言」と、1990年代の主要な国際会議で採択された国際開発目標を統合したものです。
2001年に国連で専門家間の議論を経て策定されました。
発展途上国向けの開発目標として極度の貧困と飢餓の撲滅など、2015年を期限とする8つの目標を設定。
達成期限となる2015年までに一定の成果をあげました。
8つの目標
目標1:貧困・飢餓 極度の貧困と飢餓の撲滅
目標2:初等教育 初等教育の完全普及の達成
目標3:女性 ジェンダー平等推進と女性の地位向上
目標4:乳幼児 乳幼児死亡率の削減
目標5:妊産婦 妊産婦の健康の改善
目標6:疾病 HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延の防止
目標7:環境 環境の持続可能性確保
目標8:連帯 開発のためのグローバルなパートナーシップの推進
MDGsは一定の成果を達成。一方で、未達成の課題も残された。(目標4・5)
その内容は後継となる持続可能な開発のための2030アジェンダに引きつがれています。
●SDGs(エスディジーズ)とは、
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載されました,
2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。(外務省HPより)
とうことで、SDGsの内容については、次の機会に説明していきます。
分からない事、聞いたことがあるがもやもやとしたところを少しずつ理解して
KYS:気持ちよく仕事をしよう。